- 2021年03月12日
- 紹介予定派遣とは?派遣との違いやメリット
雇用形態について
紹介予定派遣の契約によって異なりますが、一般的に2~3ヶ月程度、最長で6ヶ月の期間は、人材派遣会社が雇用元となり紹介先の企業で派遣として就業をします。
その後、企業と個人双方の合意に基づき、就業先の企業が雇用元となり、勤務を継続します。
もし、紹介予定派遣の契約において、派遣期間終了後の雇用形態が正社員という条件であれば、正社員として採用されます。
しかし、双方の合意に基づくので紹介予定派遣は正社員になれるかというと、絶対というわけではありません。 あなたの勤務態度や人柄を加味して、最終決定となります。(紹介予定派遣の契約によっては、契約社員やアルバイトを前提とする紹介予定派遣というケースもあります。)
紹介予定派遣の認知度
一般的に紹介予定派遣の認知は低いのが現状です。紹介予定派遣の周知状況は、厚生労働省の調査結果では「知らない」と50.8%が回答しています。(厚生労働省 平成24年度派遣労働者実態調査より)
「正社員になりたい!」と考える方も意外に見落としてしまっているのが、紹介予定派遣の求人。
長期就業できる企業を探すには、正社員求人だけでなく紹介予定派遣の求人を見ることもとても大切ですので、しっかりと紹介予定派遣の仕組みを理解しましょう。
紹介予定派遣で働くメリット
①転職ミスマッチを防ぐことができる紹介予定派遣の一番のメリットは、「長期的に勤められるかどうか勤務体験ができる」ということです。
企業側にとっても、紹介予定派遣を利用することで、求職者の勤務態度や能力を実際に見ることができます。
紹介予定派遣はお互いにとってミスマッチを防ぐことができるのです。
紹介予定派遣として派遣される期間は平均して2~3ヶ月(最長6ヶ月)程度です。
その期間、実際の業務内容を紹介予定派遣で担当できるため仕事内容が自分に合っているか確認することができます。
また、通常の選考では人事担当者や部長クラスの方としか会えないのですが、紹介予定派遣として勤務することにより実際の職場の同僚や風土を体感することができます。
②大手企業への転職チャンス!
紹介予定派遣の求人の特徴として、大手企業の求人も出ているということです。
女性に人気の事務職求人では、大手企業は大抵新卒採用か派遣でまかなっているのであまり見かけません。
しかし、時々、紹介予定派遣として大手企業の求人も発生することがあるのです。
大手企業への転職を狙う方は、紹介予定派遣の求人もチェックしましょう。
③紹介予定派遣は選考に有利となるチャンス!
転職回数が多かったり、実務経験が少ない場合は、紹介予定派遣の方が通常の選考よりも企業にアピールできるチャンスは増えます。
なぜなら通常の選考では、書類選考と面接2回程度で判断をしなくてはいけないので、
転職回数が多い⇒長期就業が難しい方、実務経験が少ない⇒即戦力不足と判断されやすいのです。
一方、紹介予定派遣の場合、選考に派遣会社のスタッフがフォローをしてくれます。
また、紹介予定派遣の派遣期間で、あなたの実際の勤務態度を見て、紹介予定派遣から直接雇用に切り替えるか最終的に決定します。
したがって、面接などの選考時ではアピールしきれない部分も紹介予定派遣では企業側にしっかりと見せることができるのです。
紹介予定派遣のお仕事はこちら
派遣と紹介予定派遣の違いとは
「派遣」をご存知の方は多くいらっしゃるでしょう。
弊社の様な人材派遣会社から仕事先を紹介してもらい就業するケースです。
この場合は、人材派遣会社が雇用元となりますので、給与や社保関連は全て人材派遣会社が手続きをします。
一方で、「紹介予定派遣」とは、一定期間働いた後に、雇用元が変わる仕組みのことです。