- 2021年03月01日
- 医療事務に必要な資格とは
受験資格ありの検定資格も
数多くある医療事務の関連資格の中で、最近注目されているのが「医師事務作業補助技能認定試験」です。ドクターズクラークともいわれる資格で、ドクターのサポートをし医療の質の向上に貢献できるということから、重宝されています。
この資格を取得するためには、教育訓練の履修や医療事務としての実務経験など、3つある受験資格のいずれかを満たす必要があります。
また医療事務の関連資格として有名な「メディカルクラーク検定」という検定の場合も、1級・2級を受験する場合は、上記同様、教育訓練の履修や医療事務としての実務経験といった受験資格を満たしていることが必要となります。
どちらの資格も受験資格が必要な分、医療事務の資格としては信頼度を高めています。
教育訓練の履修については、医療事務講座などの受講によってその条件を満たすことができます。
この場合、在宅による受験も可能ですから、今は他の業界で働きながら医療事務を目指すという方にもおすすめできるでしょう。
パソコン操作資格もあると便利
また医療以外の資格として、ワードや・エクセルなどの操作が必要となるため、条件として「ワード・エクセル」を提示している求人もあります。
もしその操作に不安があったり初歩的なことしかわからなかったりすれば、ワードやエクセルなどのスキルを高めるのもいいでしょう。
それに関連した資格もありますから、医療事務の資格はすでに取得しているという方は、そういった資格にも目を向けていくといいのではないでしょうか。
派遣では資格がなくてもOKな場合も
上記で医療事務資格を説明してきましたが、派遣社員の場合、「資格なし可」という求人も多くあります。
ただし、今後正社員として働く場合には、資格が必要な場合がありますので、仕事をしながら資格の勉強をする方も多いようです。
医療事務資格をお持ちでない方は、派遣から始めて、働きながら経験を積んだり、資格取得を目指してみてはいかがでしょうか。
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医療事務系の資格は種類が豊富
女性にとって人気職業のひとつである医療事務は、関連資格が多いことでも知られています。
その数は10種類以上にも上りますが、これには現時点では医療事務の国家資格や公的資格が存在しないからという理由も関係しています。
そんな医療事務系の資格に「診療報酬請求事務能力認定試験」というものがありますが、これは国家認定資格として認められています。
医療事務系の資格においてはこれ以外に国家認定資格がないため、これを持っていることは大きなアピールになりますが、合格率は30%前後と低めであり、合格のためのハードルは高いと言えます。