- 2021年03月12日
- 派遣社員の雇用保険について
派遣について
雇用保険の支給条件
雇用保険は派遣として働く場合でも、条件を満たしていれば加入が義務付けられるものですが、雇用保険の支給に関しても条件があるためそれもあらかじめチェックしておきましょう。
その条件は、簡単に言えば退職日までの雇用保険加入期間が12ヵ月以上なければならないというものです。
この期間は通算でも構わないですが、退職以前2年のうちに、その加入期間の条件を満たしている必要があります。
このため、短期間での雇用の場合雇用保険に加入することはあってもその支給条件を満たさないうちに次の派遣先へというパターンが考えられます。
雇用保険への加入は必須
雇用保険は何となく正社員以外は対象でないなんてイメージもあるかもしれませんが、そんなことはありません。
条件を満たす従業員であれば、正社員であってもパートであっても、そしてもちろん派遣であっても加入が必須となります。
一般派遣として働いている方で以下の条件を満たす場合には、雇用保険への加入が必須です。
・1週間の所定労働時間が20時間以上
・31日以上雇用が継続される見込みがある場合
この条件は派遣を含め多くの方が満たしているはずですので、自分はきっと条件を満たしていないのだろうと思い込まずに、もう一度ご自身の雇用条件を見直してみましょう。