- 2021年03月12日
- 正社員登用について
雇用形態について
正社員登用までの期間について
非正規雇用の方も頑張り次第では正社員登用のチャンスがあると言えます。しかし、正社員になるまでの期間については、雇用形態によって特徴が現れます。
例えば、アルバイトから正社員登用される場合は、数年勤務をしていて勤務経験が評価された場合、正社員登用されるケースが多いです。
また、派遣の場合は、法律で、「3年以上の派遣継続は禁止」となっているので、派遣先企業からの高い評価があった場合、契約満了となる3年のタイミングで派遣先に正社員登用されるケースがあります。
一方で契約社員の場合は、特に期限に関わる法律はありませんので、雇用している企業が決めます。例えば、入社し1~2年勤務したのち昇格試験に合格をしたら正社員登用されるという感じです。
非正規雇用の中で正社員になりやすいのは、紹介予定派遣です!
非正規雇用の形態の中でも、正社員登用までの期間が短期間であるのは紹介予定派遣です。紹介予定派遣は法律で「派遣期間の最長が6ヶ月」と決まっているからです。
平均的には3ヶ月の企業が多いので、上記と比べるとはるかに短期間で正社員登用が実現できます。正社員登用を狙っている方は、正社員前提とした紹介予定派遣の求人を確認しましょう。
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正社員登用の制度と現状について
近年、非正規雇用の社員数は増加していますが、経験や能力を買われて正社員登用されるケースもあります。 ここでは正社員登用制度や実績が、どのくらい会社に浸透しているのか確認してみましょう。 非正規社員からの正社員登用制度の有無及び登用実績についての調査では、「正社員登用制度がある事業所33.1%」、「正社員登用制度があり正社員登用実績がある事業所27.8%」、 「正社員登用制度はないが正社員登用実績がある事業所37.6%」とありました。 (平成19年 企業における採用管理等に関する実態調査 厚生労働省)つまり何らかの形で正社員登用実績のある会社は、65.4%になります。