お仕事求人コラム

2025年04月23日
派遣の種類を徹底解説
派遣について

一般派遣・紹介予定派遣の違いと選び方のポイント

派遣の働き方は大きく「一般派遣(登録型・常用型)」「紹介予定派遣」の2種類に分類され、それぞれ雇用形態や期間、メリット・デメリット、向いている人が異なります。
一般派遣は短期から長期まで柔軟に働けながらも、契約期間の制約や次の派遣先が見つからないリスクがあります。
紹介予定派遣は最長6ヶ月の派遣期間を通じ、ミスマッチを防いで直接雇用を目指せる一方、書類・面接対策が必要です。
さらに、事務系・営業系・サービス系など多彩な職種や、「駅チカ」「残業少なめ」「大手企業」などの勤務条件から求人を選べる点も、派遣の大きな魅力です。

1. 派遣の種類と仕組み
ここでは、派遣の主な働き方である「一般派遣(登録型・常用型)」と「紹介予定派遣」について、それぞれの基本的な仕組みや雇用形態の違いを詳しく見ていきます。

1-1. 一般派遣(登録型派遣・常用型派遣)
•登録型派遣:派遣スタッフが派遣会社と有期の雇用契約を結び、企業へ短期~長期で働きます。最長3年の同一事業所就業上限があります。
•常用型派遣(無期雇用派遣):派遣会社と無期雇用契約を結び、給与や福利厚生が安定していますが、派遣先を選べない場合があります。

【メリット】
•登録型:自由度高く働く期間・時間の調整が可能。スキルアップや複数業界経験ができます。
•常用型:給与や雇用が安定。契約終了後も次の派遣先が決まるまで給与が保証されます。
【デメリット】
•登録型:同一事業所での就業上限(3年ルール)があり、次の派遣先が決まらないリスクが発生する場合もあります。
•常用型:派遣先を自分で選びにくく、採用ハードルが高い場合があります。

1-2. 紹介予定派遣
•最長6ヶ月の派遣期間中に派遣先と派遣スタッフが相互評価を行い、合意した場合に直接雇用(正社員または契約社員)へ移行できる仕組みです。
•派遣の期間中は派遣契約のまま働き、終了時に企業との雇用契約を結びます。

【メリット】
•未経験業務へのチャレンジがしやすい場合があります。
•職場の雰囲気や業務内容を実体験で確認でき、入社後のミスマッチを防ぎやすい。
【デメリット】
•必ずしも正社員になれるとは限らず、契約社員になる場合や企業側から断られる可能性もある
•正社員採用同様、書類選考や面接対策が必要で、選考期間が長引くケースがある

2.派遣求人の職種と特徴
派遣の仕事は多岐にわたります。ここでは、派遣でよく見られる代表的な職種と、それぞれの仕事内容や求人の特徴をご紹介します。あなたにぴったりの仕事が見つかるかもしれません。

2-1. 事務系
•一般事務・営業事務の求人があり、書類作成やデータ入力など、オフィスワーク未経験者向け求人も見受けられます。

2-2. 営業系
•顧客対応や提案資料作成など、企業の営業サポート全般。コミュニケーション力を活かせる求人が豊富にあります。

2-3. サービス(受付)系
•企業の受付・来客対応・電話応対など。オフィス環境で接客スキルを身につけたい方におすすめ

★POINT:大手グループ企業求人や「駅チカ」「残業少なめ」など勤務条件を絞って探すと、自分に合った派遣先が見つかりやすくなります!!

3.自分に合った派遣の選び方
数ある派遣求人の中から、自分の希望やスキルに最適な仕事を見つけるためにはどうすれば良いのでしょうか。このセクションでは、具体的な探し方のステップとポイントをご紹介します。

3-1.希望条件の整理
職種・勤務地・勤務時間・雇用形態(有期/無期)などを紙に書き出し、優先順位をつけましょう。

3-2.派遣会社への登録
登録時にキャリアコンサルタントに希望を伝えることで、条件に合う求人を紹介してもらえます。

3-3.応募から就業開始までの流れ
登録 → 求人紹介 → 応募・面談 → 契約締結 → 就業開始
各段階で不明点は早めに担当者に確認し、スムーズに進められるよう準備をしましょう

4. まとめ
最後に、派遣は「一般派遣(登録型・常用型)」と「紹介予定派遣」の2つの大きな働き方に分かれ、それぞれ雇用形態や雇用期間、メリット・デメリット、向いている人が異なります。求職者は「職種」「勤務地」「勤務条件」などの希望を整理し、複数の派遣会社と面談・相談を重ねることで、自分に最適な働き方を見つけましょう。