- 2021年03月01日
- 医療事務の仕事内容とは
職種について
どんな仕事にもある向き不向き
医療事務という職業には「事務」という言葉が使われており、仕事内容としては事務的な部分も当然多くなります。
しかし窓口に立つ仕事でもありますから、人と接するのが好きな方のほうが、やはり医療事務には向いているでしょう。
そして、医療事務が向き合うのは患者さんやそのご家族ですから、そういった方たちの気持ちに寄り添えるような心の持ち主であることも重要です。
また医療事務には、仕事の正確性はもちろんその迅速性も求められます。
ですからのんびりと作業をしてしまう傾向のある方ですと、注意を受けることが多くなるかもしれません。
派遣社員や契約社員の割合が多い職種でもある
医療事務の場合、他の職種と比べると派遣社員や契約社員の方の割合が高めであるということも特徴です。
病院にも繁忙期というものがありますので、そんな時期に活躍する派遣社員や契約社員の方もいるようです。
派遣社員や契約社員といった働き方の場合は、求人数も多く、勤務地や勤務時間といった条件を自分の都合に合わせて選ぶことができるという点が大きな魅力です。
一方で、正社員として働く医療事務の方もいらっしゃって、その中には紹介予定派遣を経て正社員になった方も多くいらっしゃいます。
医療事務として働きたい場合は、雇用形態にこだわりすぎないように注意しましょう。
医療事務のお仕事はこちら
医療事務はどんな仕事をする?
医療事務では、カルテの管理や入力、レセプト業務、クラーク業務といった仕事をします。
レセプトというのは聞きなれない言葉ですが、これは日本語で言うと診療報酬明細書になります。
そのレセプトを作成する業務がレセプト業務になります。
医療事務ではパソコンを使うことが多いですが、このレセプト業務という仕事も今はパソコンのソフトウェアで作成することがほとんどです。
クラーク業務という仕事は、人と人とをつなぐパイプラインのようなイメージが当てはまる仕事であり、患者さんの案内やカルテの引き継ぎといった仕事を行います。